新版NEOレトロ講座 Vol.109 Arrested Developmentの巻
iTunes DJでふと流れてきた"Ease My Mind"を耳にして聴き直したくなったのが、Arrested Developmentの2ndアルバムである"Zingalamaduni"。
タイトルの発音は「ズィンガラマドゥーニ」、スワヒリ語で「文化の蜂の巣」という意味だそうで、如何にも彼ららしく、自身のルーツであるアフリカ大陸への回帰と原始信仰を色濃く感じさせるコンセプトアルバム。
ヒップホップの世界にスピリチュアルな価値観を持ち込んだ事こそ、彼らの最大の功績という評価になるんでしょうが、ここ日本でもSpeechが伝えんとするメッセージに賛美を送るリスナーが数多くいたのには、本人達も驚いたんではないかと思われ。
20世紀も終わりというのに、こんなコミューン的な生き方をしている人達がいるなんて、アメリカはやっぱ深いなだなんて思いつつ、明らかにそれ迄のラップとは一線を画した新鮮な音だったのは確か。
当時はコンセプト的に結構ヘヴィーに感じた部分もありますたが、今になってみると当たり前の様な気分で受け止められるのは、オバマの出現に代表される様に、あの国に於ける有色人種のプレゼンスが、この15年で随分と変わってきたという事とも無縁ではないんでしょかね。


























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