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愛しの70年代

パサディナの目抜き通りをぶらついていてふと入った本屋のクルマ本コーナーで見つけたのが、70年代の米国の自動車広告を集めた"70s CARS"なる本。

表紙からしていきなし横にパツキンネーチャンを侍らせたDodge Charger、思わず手にとってページをめくってみると、期待に違わぬ70年代独特のムードたっぷりなビジュアルの嵐。値札見ると$9.99だったんで即購入(円高マンセー)。
以前日本の70年代の広告を集めた本が話題になった事がありました(そいや持ってるなw)が、70年代こそ広告の黄金時代と呼ぶ向きもあるそうで、単なる懐古趣味だけから惹かれるワケでもなさそうでんな。

それにしても、70年代のアメ車ほど魅惑的な存在てのもなかなか見当たらないもんです。
昨今のビッグ3の窮状を見るにつけ、こんな時代もあったのねと、胸がキュンとなる年の瀬。

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新版NEOレトロ講座 Vol.84 Depeche Modeの巻

実は先週会社の研修で何故かパサディナに滞在してたんですが、パサディナと言えばローズ・ボウル、ローズ・ボウルと言えばNFL、ではなく、真っ先に思い浮かぶのはDepeche Modeの"101"だったりします。

1988年に行われた彼らの全米ツアー、パサディナ公演の模様を収録したこのライヴ・アルバム、リリース当時は「Depecheが西海岸?」だなんてミスマッチだなーと意外に思ったのを憶えてますが、80年代も終盤になるとブリティッシュ・インヴェイジョンの影響からか、カリフォルニア辺りでも英国産のニュー・ウェイヴが抵抗無く聴かれる様になってたって事なんすかねぃ。
でもDepecheの場合は、音楽性と言うよりもやっぱアイドル的な受け止め方をされてたんかなっちゅーのは、ジャケ写や曲間に轟く嬌声からも想像がつきますが何か?

これ以前に出てたシングル集コンピが1986年以降のアルバム"Black Celebration"(個人的には香具師らの最重要作品)や"Music For The Masses"を網羅していなかったせいで、ある意味全盛期を代表するベスト盤的な位置づけにもなっているのも興味深し。

音的にはもはや驚くべき要素も見当たりませんが、これはこれで相当に完成された世界と言えましょう。
それにしても、アンコールの"Just Can't Get Enough"を聴く度に、Vince Clarke大先生信奉者としては「それ、てめーらの曲じゃねーだろよ」と毒づきたくなるのは言うまでもありません(^^;

ところで、当時はリミックス盤の最盛期でもあって、このアルバムからも"Everything Counts"のヴァージョン違いシングルが多数リリースされたもんですが、中でも変わり種なのがシステム手帳のリフィルの形をした8cmシングル2枚組。
ちょうど倫敦訪問時に購入したそれに収められていたTim Simenon(a.k.a. Bomb The Bass)の手による"Strangelove"のリコンストラクションを最近聴き直してみたら、これまたなかなかグー。

101

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新版NEOレトロ講座 Vol.83 Anne Clarkの巻

こんなの誰も憶えてないだろー、と言いたいのがAnne Clark。
かく言う自分も彼女のバックグラウンドについては殆ど無知でして、手元にあるのも1987年リリースのアルバム"Hopeless Cases"の1枚きり。

本作に収録されている"Homecoming"は、ちょっと他に例を見ない程ズバ抜けたエレクトロ・ビーツ。
てか、当時の言葉を借りればボディ・ミュージック風のエレポップといったところかも知れませんが、この猛烈にソリッドなトラックに彼女独特のポエトリー・リーディング的なヴォーカルが被さって、そこはかとない緊張感が心地良ろし。

因みにこの曲以外は、アンビエントちゅーかダウンテンポのご先祖様ちゅーか、ダークなエレクトロニカサウンドで統一された、タイトルが示す通りの暗~いアルバムなんすよね。うーん80年代病める大英帝国の陰鬱な闇の世界。

それにしても彼女、90年代に入ってからは欧州大陸を放浪しつつ実は今も現役で活動中で、今年の9月には13年振り(!)の新作を発表していたとは知らなんだ(@o@)

Hopelesscases

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レゲエだよレゲエ

某サイトの吉田美奈子インタビュー記事を読んでいてふと見つけた1991 TOKYO×JAMAICA SUMMITの"Time Is Now"、主役はプロデューサーも務める吉田美奈子、脇を固めるのはSly & Robbie、Michael Rose (ex. Black Uhuru!)、清水靖晃といったモノスゴイ面々。

「何なのよこれ?」と思ったら、実は1991年に東京でレコーディングされた幻のセッションの奇跡の復刻なんだそうで、そもそもこんな音源が存在する事自体知らんかったよ(^^;

メンツから想像つく通り、音自体はレゲエと言ってしまえばそれ迄なんすが、何たってリズムセクションがあの2人だもの、ヘヴィ且つディープにドロドロと渦巻く重低音に、80年代から続く美奈子風ファンクが絡みつくタイトル・トラックが、バブル崩壊してんのにまだ気づいてなかった1991年の東京の爛熟を感じさせてくれると思いませぬか。
続く"What's Going On"は勿論Marvin Gayeの名曲カヴァーですが、これはまたメロウな感じのラヴァーズ。
あとの2曲もオーセンティックな正調ラガ、このモノホン感にもなかなか唸らざるを得ません。さすが美奈子姐様。

ところで、ギターのクレジットが"Mr. Unknown"となってるんですが、これ誰の事なんでしょかね?

Timeisnow

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新版NEOレトロ講座 Vol.82 The Art Of Noiseの巻

最近ZTTづいてるもんで(^^;となると外せないのがFGTHと並ぶ看板ユニットだったThe Art Of Noiseですが、やはりTrevor Horn総帥が腕をふるっていた"Who's Afraid Of...!"までの作品群がその精髄と言えるでしょう。

何度も書いてますけど、ヒップホップ・カルチャーを世に知らしめるというお手柄をBill Laswell + Herbie HancockにかっさらわれたTrevor御大としては、Fairlight CMIを駆使したサンプリングの実験音楽的側面を強調したサウンドを前面に押し出す事で、全く違う意味で80年代中盤のシーンに金字塔を打ち立てたワケで。
この辺りは1981年の"Technodelic"で一足先にEmulatorを使い始めたYMOが、むしろ隠れサンプリング的な使い方に徹していたのとはある意味対照的。

初期AONの代表作と言えば、"Beat Box"と"Moments In Love"、そして"Close (To The Edit)"に至っては、ニューロマ風化粧のアンドロイドみたいな女の子とメニンブラック崩れな男3人組が、電ノコやハンマーでピアノやバイオリンを破壊しまくるPVをポッパーズMTVで見た時の衝撃、思い出そうとしても忘れられないもんがありますw

今回の紙ジャケ再発では過去にリリースされた作品がのべつまくなしに出てくる一方、取り敢えずこれ1枚聴いときゃ事は足りると思いますが何か?

Whosafraidof

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顔洗って出直してきな

本家に続いてGolf Plusも新型に…と思ったら、これ単なるフェイスリフトじゃね?
と言いつつMk6顔が意外と似合うのには感心(^^;

しかし何ですな、このGolf Plusってのはどうも存在意義が謎な車種という印象が強くて、背が高いだけで人や荷物が多く積めるワケでもなく、立体には駐車出来ないし、ここ日本じゃ売れないのも道理。いつの間にかカタログ落ちしてるし(苦笑)

でもこの新型は何となく愛嬌があって憎めない感もありまする。
TDIと組み合わせて輸入再開なんて如何でしょかね?

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Golfplus_b

Golfplus_c

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狂剣的な芳醇

こんなの出てたの知らなかったYO!てのが剣さんのメロウ系作品ばかりを集めたコンピ"middle and mellow of Crazy Ken Band"

狂剣的世界の真髄はミディアムナンバーにありと信じてきた自分にとって、正にツボを押さえたコンセプトであると同時に、持ってないアルバムからの作品が意外と多く収録されている事もあって、思わず手が伸びてしまった次第。

それにしても、オリジナルアルバムの内の1曲として全体の流れの中で聴くのと、こうしてまとまった塊として聴くのとでは、同じ曲でも受ける印象が全く違うのには若干の驚きを隠せません。
前者があくまで脇役としてスパイス的な機能を果たしているのとは対照的に、ここでは1曲1曲が主役を張っていて、しかもどれもが甲乙つけ難い胸キュン度合い。

実はここ数年、新作を買っていなかったりするんですが(^^;やっぱ良い曲書き続けてるのねん。
もはや定番サマーアンセムである"37℃"や、トラック背後の呟きにカーキチなら思わず吹き出す"BRAND NEW HONDA"、最新作にもこんな曲が入ってたとは!とのけぞる"Lookin' your eyes"もさる事ながら、今回最大の衝撃は1999年作という"LOVE UNLIMITED"。タイトルからしてニヤリですが、日本、いやアジア中を見渡してもこのグルーヴを出せる人はそうそういない筈。さすが東洋一w

で、ジャケットにも登場してますが、このアルバムのキーワードは「ウーリッツァー」だそうで、うんうん、分かるよなその気持ち。ローズじゃなくてネ。

Middleandmellow

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Presented by BRIDGESTONE

うーん、この手に自腹切る事はあり得ないと思ってたんですけど、つい手が出てしまった(ちょうどTowerのポイントも貯まってたもんで(^^;)のが"FLOWER ROCK 2.0"、タカラトミーとのタイアップ且つTowerでの限定販売というのが珍しい鴨。

Warnerの80年代というとAORのイメージが強かったんですが、他社80sコンピにありがちなBritish Invasion一辺倒に陥る事もなく、なかなかツボを押さえた構成になっていて、選曲者の洋楽好きっぷりがしっかと伝わってきます。

思わず小林克也のMCが被ってきちゃうVapour Trailsの"Don't Worry Baby"、邦題の「サーフサイド・フリーウェイ」(爆笑)の方がしっくりきちゃうのが日本の洋楽ファンてもんでしょw

Flowerrock

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